一番おいしいレチョンはカルカルのマーケット!セブシティから南に1時間半行く価値あり

レチョン(Lechon)は豚の丸焼き。フィリピンで愛されている伝統料理です。実は、レチョンはあんまり好きじゃなかった。いろんな店でレチョンを食べたけど、フィリピン人も日本人もみんながレチョンでテンション上がっているのがどうもよくわからない。皮が油っぽくて、中がパサパサなのが、どうも気に入らなかった。店によって結構違うけど、どこもまた行きたいと思うほどではなかった。

レチョンといえばカルカル

だけど、フィリピンで一番おいしいレチョンがカルカルという場所にあると言う。フィリピンで一番うまいレチョンが食べられるなら行くしかない。

レチョンといえば、セブシティのHouse of Lechonというレストランが有名だけど、House of Lechonはカルカルのレチョンがルーツのレストランです。

House of Lechon officially opened last November 16, 2015 with the vision to bring the very famous Carcar Lechon to Cebu City and create a casual yet extraordinary dining experience. 

https://pages.com.ph/brands/house-of-lechon/

セブシティのレストランもカルカルから仕入れていたりするし、セブシティでイベントがあるときも、カルカルからレチョンを仕入れたりします。カルカルがレチョンの発祥地と言う人もいます。その信憑性はわからないですが、とにかく有名なのです。「カルカルシティ(Carcar)」はセブシティから南に1時間半ぐらいの行ったところにあります。

カルカルパブリックマーケット

カルカル市のパブリックマーケットはNew Carcar City Public Market。レチョン以外にもチチャロン(豚の皮のフライ)も有名。つまり豚の街ですね。養豚場が多いんだと思いますが、時間がなかったので養豚場の場所は調べてません。

結構キレイでした。移転したそうです。

カルカルマーケットのレチョンコーナー

レチョンコーナーがあります。でっかいレチョンが吊るされていて、レチョンのお店だらけです。

マーケットはレチョンだらけ

1キロ単位で売ってます。だけど、欲しい量を言えばOK。500グラムとか250グラムとか言うと、その分を目の前でとりわけてくれます。

なんかスープみたいなのをかけてました。

1キロ600ペソ。セブシティに比べると値段は安い。けど、昔に比べると高くなりました。

プソ

コメにするか悩んだけど、今回はプソにした。プソはヤシの葉を編んで炊いたご飯です。レチョンにはご飯が必要ですよね。

フィリピンで一番おいしいレチョン

カルカルのレチョンはうまかった。皮も肉もうまかった。臭さはまったくない。

フィリピンで一番おいしいレチョン

これがフィリピンで一番おいしいレチョンです。フレッシュというのか、どういう言葉が適切なのかわからないけど、ちょうどいいんです。パサパサでもなく油っぽすぎるわけでもない。

1キロ買った。ちょっとだけ食べて持って帰ろうと思っていたのに、うまいからバグバグ食べてしまった。こりゃまずいと思って、途中で自制しました。ビニール袋を手に被せて食べるのも楽しい。

マーケットの中には食べるところがないから、そのへんにあるテーブルで食べたんですが、フィリピン人が席を譲ってくれました。食べ終わったら、手を洗う水を貸してくれて、「ああ、フィリピンっていいなあ」って思いました。

フレンドリーで親切なフィリピン人

フレンドリーで親切なのはフィリピンの好きなところです。

レチョン以外にも肉コーナーもあるし、普通のマーケットです。たまにチーズも売ってるそうです(今回は売ってなくて食べられず)。

セブシティから南に向かうときは、ぜひカルカルマーケットでレチョンを食べてみてください。オススメです。スナックが好きな人は豚の皮のチチャロンも食べてみてください。

New Carcar City Public Market

セブシティから南に1時間半ぐらいです。

わざわざカルカルまでレチョンを食べに来る人もいるみたいです。僕はそこまでレチョンが好きではないので、来ることはないと思っていた。だけど、来てよかったです。うまかった。

(2023年8月1日訪問)

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中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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