マニラのマカティにあるTIUシアターでインターンしている大学生に話を聞きました。デラサール大学に留学しながらインターンを頑張っていました。
21歳男性、期間7ヶ月半、大学生
TIUシアターのインターンで英語を学ぶ
フィリピンの3つの学校に留学しました。最初がセブのUVっていう語学学校に3ヶ月。次に、マニラのUPに1セメスター行きました。授業は1か月ちょっとで、滞在したのは2か月半くらい。そして、いまはマニラのデラサール大学に留学してます。
マニラのデラサール大学に移動してからインターンを始めました。TIUシアターっていう劇場があるんですが、そこでインターンしています。
TIUシアターのオーナーは日本人の方なんです。その方はゴミ山で住んでいるフィリピン人に、芸術作品を見せてあげたいって想いがあるんです。
それで、そのTIUシアターに日本人のアーティストとかフィリピン人の歌手とかダンサーを呼んでコンサートを開いて、フィリピン人を無料で招待するんです。
コンサートを開くには費用がかかるので、スポンサーを探します。あと、コンサートの手続きを進めたり。当日来てくださるお客さんを招待したりしてます。
スモーキーマウンテンの子供達を?
スモーキーマウンテンの人たちのところへ直接行くわけじゃないですけど、チケットを用意させていただいて送ります。
スポンサーって日系企業なんですか?
マニラにいる日系の企業が多いですね。最近だとロッテさんとかJTBさんとかユニクロさんです。そういう会社に連絡を取って当日の流れとかを説明します。
英語でやるんですか?
日本語の時もあるんですけど、英語の時もあります。招待するフィリピン人には英語で説明します。残りの留学期間では、このTIUのインターン活動を通して、仕事現場でも通じる実践的な英語力を身につけたいです。
フィリピンの首都・マニラには、最貧困層の人々が住むパヤタスとスモーキーマウンテンという二つのゴミ集積地域がある。NPO法人Creative Image Foundation(以下CIF) はそこでゴミを拾って生きる子供たちに教育を与え、才能を開花させる機会を提供することを最初の目的に2000年に設立された。両エリアに無料で通える学校を作り、現在まで述べ卒業生徒数は約5000人にのぼる。通常の教育だけではなく、歌やダンスなどのワークショップを行い、子供たちが自分自身の才能に気付き、それを伸ばすことができる環境を積極的に作り出してきた。
https://tiu.makati.jp/main.html#about
(2015年9月10日(木)マニラのクバオのレストランにて)
編集後記
TIUシアターのことは知らなかったです。マカティにあるようです。フィリピン人の子供たちに芸術を感じてもらいたい。そういう取り組むをしている団体は多いです。大学生のときに、そういう団体でインターンをして社会を学ぶのはとてもいい経験になると思います。TIUシアターに興味ある方は公式サイトへどうぞ。