【閉校】パレットスクール

本気でやってるNPOが母体の学校。NPO団体のミッションは、途上国での教育機会の提供と雇用創出。スラム出身のフィリピン人を1年ぐらいかけてトレーニングして英語の先生に育て、先生としての経験を積んだ後には、次のキャリアを目指すように働きかけている。つまり、彼らの一番の目的はフィリピン人のキャリアである。一方で、日本人生徒には英語の授業を提供している。社会的意義とビジネスの両立にこだわっているが、かなり難易度が高いことに取り組んでいると思う。週末のスタディツアーもかなり満足度が高いツアーです。社会起業、ソーシャルビジネス、教育、海外支援、途上国の雇用問題に興味ある方にはすごくオススメ。ただし、英語授業のクオリティーは決して高くはないので、一緒に先生を育てていくようなスタンスの人にあうと思う。僕個人的には、オーナーの倉辻さんと西村さんが興味深い。大学生のときに、途上国の現実を知った２人が普通に就職して、力をつけてから、再び集まってNPOを立ち上げたのが素晴らしいと思う。学校自体はすごく面白いし、環境もすばらしい。関わってる日本人スタッフもいい人が多いし、心から応援している。しかし、本気で英語を身につけたい生徒には紹介しにくい学校です。頑張ってほしい。