TOEIC965でフィリピン短期留学した社会人の体験談!2週間でビジネス英語の上達を感じました!

フィリピン2週間の短期留学でビジネス英語の上達した体験談

24歳女性、中級、期間2週間 

2週間のフィリピン短期留学

ーーフィリピン留学することになった経緯を教えてください。

転職するんですが、次の職場で英語を使う機会があるかもしれないので、短期留学しようと思ったんです。大学受験もしたので、英語知識はあります。TOEICは965です。だけど、話せないんです…。スピーキングに苦手意識があったので、フィリピンでトレーニングしようと思ったんです。

次の職場の方と話したときに、転職前にマルタに留学していた方がいたんです。語学学校の寮が安いから、その方はリフレッシュ半分で行っていたみたいです。それを聞いて私も転職前に留学したいと思いました。

ーーマルタじゃなくてフィリピンにしたのはなぜですか?

せっかくなのでマンツーマンレッスンが受けられるフィリピンで真面目にやろうと思いました。ただ、海外が2回目で、初めてのアジアだったんです。虫に抵抗があったので、フィリピンは衛生面で不安がありました。過酷な環境かもしれないと思っていたので、施設環境が整っている学校を探しました。それで中谷さんに相談してマニラのグランドラインを選びました。

最初はセブで探していたんですが、グランドラインのウェブサイトを見ると値段もそこまで高くなかったし、大手企業が利用していると書いていたので大丈夫かなと思って決めました。

学校の施設環境はキレイで快適

ーーマニラはどうでした?

正直なところ、フィリピンでキレイと言っても部屋に虫は出るのかなと思ってました。でも、大丈夫でした。

フィリピン留学のマニラのキレイなコンドミニアム

学校や滞在環境はすごくよかったです。コンドミニアムもキレイ。平日は毎日部屋を清掃してくれるんです。生活は快適でした。

バスとトイレも別々でした。部屋にはUSBもさせるコンセントがありました。

マニラのキレイなコンドミニアムのコンセント

室内はなにも問題がなかったです。ただ、学校から出ると虫がいました。日本よりも温暖な地域なので仕方ないですね。雨期に入りかけだったので、雨の前には路地にゴキブリがいました。ちょっとびっくりしました。

マニラの治安は注意が必要

ーーマニラの治安は?

初日の夜は少し怖かった。でも、明るい時間は大丈夫でした。学校の周りは警備がしっかりしているので、不安に思うことはなかったです。

ただ、学校から5分くらい離れると、路上で寝てる人もいました。アジアが初めてなので、最初はびっくりしました。ただ、東京でも新宿とかは路上で寝てる人もいるので、似たようなものなのかなとは感じました。明るい時間に学校周辺を歩くのは大丈夫だと思います。

危ない目にあってなかったんですが、最終日の夜に、路上でフィリピン人に絡まれてしまいました…。被害に遭ったわけではないですが怖かったです。学校の先生と他の生徒さんと12時前まで喋ってたんです。コンドミニアムに帰るときに10メートルくらいつきまとわれました。

レストランの前に定員さんがいたので、店に入ろうとしたら逃げていきました。先生がいたからよかったけど、1人だったら怖かったです。深夜は出歩かないほうがいいと思いました。

オーダーメイドのビジネス英語シラバス

ーー授業はどうでしたか?

グランドラインはフィリピンに行く前にオンラインで試験があるんです。テストを受けた時に、授業の希望や目的を聞かれたので、ビジネス英語を学びたいと伝えました。あと、スタンダードコースは1日6時間なんですが、短期集中したかったから、1コマ追加して、7時間にしました。2週間で10時間追加です。

渡航前に、私の英語力にあった1週間分のシラバスが送られてきました。留学が1週間終わったときに、授業の経過を見て2週目のシラバスを渡されました。

ただ、ウェルカムディナーとかいろいろあって、夜に授業を追加できない日があったんです。補講してくれるんですが、フィリピンの祝日があったりして、補講ができない日もあったんです。

中谷さんに言われて、オーナーさんに相談したら、すごくフレキシブルに対応していただけました。9時半から授業なんですけど、9時から授業をやっていただくこともありました。毎日1時間追加ではなかったけど、ちゃんと10時間受けれました。かなり変則的に対応していただいたと思います。

ビジネス英語がしっかり学べた

授業はよかったです。オーダーメイドのシラバスなので、授業のマテリアルはビジネスに関連するものばかりでした。ビジネスについて英語で学ぶのははじめてだったので面白かったです。他の学校はわからないんですけど、結構特徴的なのかなと思いました。

1日7時間はハードでしたけど、私は7コマでよかったです。早く学校から解放されてもすることがないので、無駄な時間はなくてちょうど良かった。

私はとにかくアウトプットしたかったんです。文法とボキャブラリーはある程度勉強していたので、フィリピンで身につけようとは思ってなかったんです。でも、ボキャブラリーとか文法の知識がまだ不十分な人でちゃんと復習したいなら、授業を増やさず予習復習に時間を取ったほうがいいかもしれないです。

ーー授業以外では勉強してないんですか?

1週目は、毎日渡される宿題はこなしてました。例えば動画を渡されて、ここから得たインサイトを書いてきてとかです。1時間程度です。

2週目は、スピーチワークショップ、ファイナルプレゼンテーション、リアルミーティングがあったので、プレゼンのスクリプトを作ったり準備をしてました。授業以外のセッションが思ったより多かったです。特に2週目には特徴的なセッションが詰め込まれたのでバタバタしました。

フィリピンの農林水産省で働く方と会議

ーーその特徴的なセッションについてもう少し詳しく教えてください。

1つはリアルミーティングという授業です。外部の方を呼んで会議をする授業なんですが、それが1回あります。希望の業界を3つあげてほしいって言われたので、第一候補が農業、第二候補をコンサルにしました。私はいままで農業関係の仕事をしていたんですが、転職してこれから行くのがコンサル系なんです。

そしたら、担任の先生がたまたま農業関連だったんです。現役の時に農業関連の仕事をしていて、大学でも教えていたので、その繋がりでフィリピンの農林水産省で働く方を呼んでいただきました。比較的若手で多分30代だと思います。

先方が学校に来てくれて業務内容をプレゼンしてくださって、それに対して、私から事前に用意していた質問をしました。その後、担任の先生と3人で、日本とフィリピンの農業の違いを話しました。1時間半くらい話しました。

フィリピンの農業の災害対策をずっとやられている方だったんですが、私も少し関連する業務をしたので、いろんなことを聞きました。フィリピンの災害対策の課題や、フィリピンの環境問題がどう変化していて、どういう風に対応しているのかなどです。

驚いたのは、フィリピン政府の農業者への情報提供が日本よりも迅速だったことです。日本のほうが遅れてるなと感じたので、純粋にその感想を共有させていただきました。英語は綺麗だったんですが、先生よりも話すスピードが早かったです。でも、思ったより聞き取れたんです。そういう確認ができてよかった。貴重な経験ができました。

準備スピーチと即興スピーチ

スピーチワークショップという授業も1回ありました。みんなの前でスピーチするんですけど、2回スピーチするんです。準備して望むスピーチと、即興スピーチです。5人の生徒が参加してたんですが、各自のスピーチが終わったら、生徒同士で英語で評価しあいます。

即興スピーチはざっくりとしたテーマが与えられています。クジをひいて出てきた質問に2分で答えるんです。タイマーで時間が測られています。その時の生徒のレベルでテーマが違うんですが、確か4段階あって、1番簡単なのが自己紹介です。厳しくチェックするというよりは、楽しい感じのスピーチですね。この授業はグループレッスンでした。

最終日には、ファイナルプレゼンテーションというのがありました。授業時間にプレゼンをやるんです。その週の卒業生は私だけだったので、参加者は私と担任の先生と評価する何人かの先生です。会議室でプレゼンして、プレゼンの後は、先生からの質問があって、質問に対する対応力もチェックされます。

英語を学ぶ生徒は社会人だけ

ウェブサイトに社会人向けと書かれていますが、その通りでした。生徒は社会人しかいなかったです。ほとんどが企業から来ている方で、個人で来ている留学生は数人でした。

ただ、ビジネス英語でなく日常会話を学んでいる生徒もいました。オーナーの方とお話する機会があったので聞いてみたら、日常会話も大丈夫ですって言ってました。

2週間の短期留学でスピーキングが上達

ーー1週間経った時に、成長を感じてるって言ってたじゃないですか。どういうところで感じたんですか?

しっかり文法を考えてからじゃないと喋り出せなかったんです。心理的なハードルが大きくて喋れてなかった気がします。でも、喋り出したら喋れることがわかったから、多少ブロークンでも喋ろうみたいな意識に変わりました。

今まで大学受験やTOEIC対策で勉強していたんです。英文法やボキャブラリーは学んでいたけど、活用できてなかったんです。でも、会話で使えるようになった。会話のバリエーションが増えた気がします。学んでいたものが結びついた感覚があります。

2週目は少しレベルをあげてくれました。いろいろ柔軟に対応していただいて感謝しています。閑散期で生徒が少なかったので、タイミングも良かったのかもしれないです。

次の職場で英語を使うことになっても、自信を持って、「ビジネス英語もある程度対応できます!」っていうレベルにはなれました。しっかりビジネス英語が学べて、非常に満足しています。社会人の短期トレーニングとして フィリピン留学はとてもいいと思います。

(2024年5月)

編集後記

1週間経ったときにLINEしたら、「上達を感じています」と返ってきて驚いたのを覚えています。英語の勉強はやってきたけど、話す機会がなかった方にはフィリピン留学は本当にピッタリです。マンツーマンレッスンでスピーキングに集中して勉強ができるからです。社会人が英語をブラッシュアップするならグランドラインはおすすめです。僕が関わった生徒はみんな満足しています。

体験談に出てくる学校

Grandline (マニラ)

ビジネス英語に特化した社会人向け英語学校

Grandlineに関連する体験談
トラブル体験談

中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になり、学校に呼ばれるようになる。体験した学校は100校以上。いろんな学校を体験すると、ほとんど同じだけど、一部の学校は全然違うことを知る。業界で一番詳しい自信を持った、2016年に「英語はフィリピンで学べ」という書籍を出す。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター。英語を身につけて日本から出て視野を広げてほしい。そんな思いでエージェントをやっています。

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