セブ留学でスパルタ校のEVアカデミーを経験した生徒の体験談です!フィリピンはマンツーマンレッスンが特徴ですが、グループレッスンがよかったようです。
セブのスパルタ学校体験談
セブに来てどれくらい経つんですか?
約1ヶ月くらいです。全部で2ヶ月滞在予定です。
いま10月終わりですけど、この時期にセブへ大学院生が来るって珍しいですよね。
確かに少数ですね。だいたい交換留学が多いです。後期の単位は違う学校で取ってもちかえるって形なんで。
交換留学が主流なんですね。大学は国際的で外国人の生徒さんが結構いるんですか?
英語を使う機会は多いですね、英語で論文を読んだりとか。たくさんの留学生がうちの研究室に来てます。外国人の学生は、他の学校に比べたら多いと思います。
英語は日本にいたときから使う機会があった?
使う機会は他の大学と比べたら多いかもですけど、それ程でもありません。趣味程度な感じです。
今回のセブ留学の目的はなんなんですか?
ただただ英語が話せるようになりたいんです。自分の場合、リスニングが苦手とか、TOEICが苦手とかそういうわけではなく、日本では話す機会が少ない。日本にいると日本語に頼っちゃいますよね。やっぱり縛られた方が自分の場合は成長するかなって思って。
EVはスパルタ学校ですからね。日本にいた時からEVはスパルタと聞いてたんですか?
インターネットで、スパルタ、フィリピンみたいなキーワードで調べたんですね。そしたら真っ先にEVが出てきたんで、EVにしようみたいな。治安も考慮しました。マニラとセブを比べたらインターネット上ではセブの方が治安がいいと書いてたので。
あと、生徒が多い学校がよかったんです。たくさんの人とコミュニケーションを取ったほうが得られるものが多いかなと。英語だけじゃなくて、たくさんの文化に触れられますし。
なんでフィリピンを選んだんですか?
決めた理由には3つあって。まず1つ目が費用です。アメリカとかカナダだったら環境はいいと思うんですけど、費用がフィリピンの1.5倍くらいかかると思います。授業料だけじゃなくて、生活費だって向こうの方が高いだろうし、流石にその余裕はないので。
2つ目はマンツーマン授業です。マンツーマンを上手く使えば英語学習が効果的だと思いました。
3つ目は友達がオススメしてくれたんです。カナダで留学して、その後フィリピンで留学したって友達がいて、その友達の個人的な意見としては、別にカナダを悪く言ってるわけでなく、フィリピンの方が勉強になったと言ってたんで、その3つの理由からセブのEVにしました。
グループレッスンで刺激をもらう
自分が生きてきた中でアルバイトの経験が積み重なったりとか。今はしてませんが、学生時代に塾の先生とかやってました。
EVはグループレッスンが多いから、グループクラスでコミュニケーションを取れますね。グループレッスンはよかったですか?
グループレッスンはすごくよかったです。マンツーマンが多いPOWER ESLコースを取っているんです。自分の場合、全部マンツーマンクラスだと退屈しちゃう。あと、基本的には負けず嫌いなんで、他の人に負けたくないって、その刺激をグループレッスンでは貰えるんです。
フィリピンの良さはマンツーマンなんですけど、刺激を得るって意味でグループクラスは活きてます。グループレッスンのクラスメイトに凄い生徒がいるんです。
EVはレベル分けが多いんですよね?何段階ですか?
イントロ、ベーシック、ローインター、インター、アッパーA、アッパーBの6段階くらいですけど。間違ってたらごめんなさい。
6段階だとやっぱり幅広いスキルの人がいますよね。学校で生活してても交流できるんですか?一応、EOPとかもありますよね?
できると思います。例えば、僕はアッパーAなんですけど、他の生徒がイントロで、自分の言ってる英語がわかってくれなくてもジェスチャーでわかってくれるし、写真を見せたりとか、単語をぶつければ絶対わかる場合もあるので。
面白いですね、コミュニケーションのスキルも磨けるってことですね。
EVのスパルタについて
EVでの生活面はどうですか。スパルタを希望してきてるから予め覚悟あったと思うんですけど、実際どうですか?朝に点呼があるんですよね?
朝は辛いです。毎朝5時55分くらいに起きて、眠い中体を起こして外に出ないとペナルティーをもらいます。
出なかったらドアを叩かれるんですよね?
よくご存知で。
それ以外のスパルタはどうですか?
僕の場合、勉強に関してはそこまでスパルタだと感じません。全部で9コマの授業なんで、一日が終わったら疲れますけど。でもそこまでスパルタかと言うとそこまで。
朝のテストはやってるんですか?
朝のテストもやってます。もう慣れました。みんな同じだと思いますよ。結局勉強ってのはどこ行こうが、何しようが自分のモチベーションって大事だと思うんですよ。いくら先生が素晴らしい授業をしようがこっちのやる気がなかったら全然吸収しませんし、復習しなかったらダメなんで。先生は本当に皆解かりやすいし、熱心な人達ばかりなんで。
なるほど、その環境を手助けてくれる、自然とできる環境ってのがスパルタなんですね。
EVの食事や生活事情
EVの宿泊施設はどうですか?
初めての海外なので、多少戸惑いました。でも2週間くらいで慣れますよ。例えば、日本の建物に比べると古いですよね?施設が綺麗かというとそうでもなく。毎日洗濯できるかとそうでもないし、ルールがあり、それこそ仕方ないって思えます。ノーチョイスと言うことで。笑
初めての海外にしては、適応能力がありますよね。
何もかも初めてですね。でも今しか逆にできないかなって。僕の場合だと来年になったら就活が始まるので、そしたら絶対来れない。なら今だと思ったので、すぐに行こうって。
ご飯はどうですか?
ご飯はちょっと韓国人向けではありますね。
辛いですか?
辛いと言うより赤い。本当に辛いのが苦手な方は、ちょっと「あっ」てなる事も発生するかも知れません。僕は辛いのは大丈夫なんですけど、ご飯は凄い美味いかと言うと、正直美味いとは言えません。でも多分どこも同じで、その分、外に出たら美味しいなって喜びが倍増するからいいと思ってます。
平日は外に出れないんですよね?週末が待ち遠しいですか?
待ち遠しいです、外出できるのは金土日です。金曜日はだいたい飲みに行きます。近くに色々ありますし、日本と比べたらセブのタクシーは代金が安いので。タクシー使えば割りとどこでも行けちゃう。
確かにタクシーが安いですね。あとAYALAモールも近いですよね。
AYALAモールは歩いて行けますね、20分くらい。
食べに行く以外にどこか行きますか?旅行みたいなの?
僕の場合、1ヶ月なんでそこまで行けてませんが、たまに海に行ったりとか。セブに来たんで、ジンベエザメと泳いできました。凄い良かったです。海も凄い綺麗で。日本と違って海の水温が高いので、冷たいのが苦手な方でも意外と行けると思います。
週末にそうやってメリハリが付けれのがいいですね。平日は逆に外出ができないんで、それで困ったりしないですか?
皆そうだと思うんですけど、EVにいると、平日に飲みに行きたいって気持ちがなくなっていく。飲んだ次の日に授業だと結構つらいと思うんですよ。平日は朝6時起きだし。物が足りなくて買い物に行きたいって時はあるんですけど、それ以外は疲れちゃうんで、外出しなくていいやってなっちゃうんです。
1日の授業が9コマだと体力は使いますか?
未だに最後の1・2コマは疲れちゃいます。でも何とか食いしばって、先生もその辺はわかってくれてると思います。
留学中に意識していること
授業中に意識していることはありますか?
意識していることはたくさんありますね。例えば、週末に出かけれますよね。その時、こういう時はどうやって言うのが正しいんだろうと思う瞬間がたくさんあるんですよ。学校にいたら使う英語がある程度決まってくるんです。毎日が同じなんで。でも、外で会話している時とか、友達の話とか、買い物に行ったときとか、人と交渉する時とか、そういうのは外に行かなければわからないですよね。僕もそうですけど、留学が初めての人だと絶対疑問が出てくると思うんですよ。
わからない時に携帯のメモ帳にわからないことを箇条書きで書いておいて、マンツーマンの先生に絶対聞きます。ボキャブラリーと言い回しを自分の中である程度考えておくんです。もちろん先生にもよりますけど、絶対言語が違うんで、日本語で作る英語と外国人が使う英語の言い回しって絶対違うと思うんですよ。
完全一致じゃありませんが、似たようなニュアンスはありますね。
例えば日本語の例では「仕方ないな」って。英語で言うと凄く難しと思いませんか?急に言われたら。僕だったら「I have no choice」って言いますね。でも若干ニュアンスが違います。それは仕方ないよって「Cheer up」みたいなシチュエーションの時もあって。でも完全一致ではないと思うんですよ。
そう言う疑問を先生に聞いてるんですね。それはマンツーマンがいいんですね。グループレッスンでは聞かないのですか?
グループの場合、トピックが決められちゃってるし、他の生徒もたくさんいるので。個人的な質問はなるべくマンツーマンで聞くようにしてます。グループクラスで出た疑問もマンツーマンの先生に聞いてます。
授業の構成的は?
人によって違います。僕の場合は、先にマンツーマンで、後でグループクラスだったんですよ。なのでグループクラスの為にちょっと準備したいことがあったらマンツーマンの先生に相談するとか、そういう感じにしてて。今はグループクラスでわからなかったことを、マンツーマンの先生に聞いたりとか。そこら辺は人それぞれ自分にあうやり方が一番いいのかなって個人的には思ってます。
EVの授業
色々な授業がありますけど、プレゼンテーションは面白いですね。
プレゼンテーションはトピックが難しい。しかも余り用意する時間もないんですけど、毎日1トピックやりますね。
授業中にトピックを引いてどれくらい考える時間が与えられるんですか?
クラスによって違うんですよ。僕が前にいたクラスだったら、トピック引いて1分間だけ時間をくれるんですよ。その間に考えてバーッて英語で喋るって感じなんですけど。今は、予めネットとかで情報を引っ張てきて準備して、それをグループの皆で共有しようって感じですね。生徒のレベルによってプレゼンテーションの授業スタイルがちょっと違う。
アッパーインターミディエイトでは、お題を引いたタイミングで考えるんですか?
お題を引いて、その日考えられます。次の日までに、インターネットとかで調べて、自分の意見と混ぜて書きます。
自分の意見を持っている人にはプレゼンテーションは凄く良い授業だと思うんですよね。シャイな人も場慣れするし、結局英語って習うだけじゃなくて使わなければ意味がないんで。プレゼンテーションの場ってすごく大きいと思います。他の授業はどうですか?
僕が凄くいいなと思うのは、CNNって言うリスニング授業です。
ニュース聞く授業ですよね?
ニュースを聞くので、普段触れない単語に触れ合ったりとか、こういう考え方や話があるんだって英語だけじゃなくて新しい発見だったり、更にプレゼンテーションも行われるんで。語句を覚える、リスニング鍛える、プレゼンテーションをしなければいけない等、CNNは一つの授業で色んな要素を学べる授業なのかなって。だからもしEVに来るのなら、必ずCNNのリスニングの授業は取っておいた方がいいです。しんどいけど、成長するって意味では凄くいいです。
これから留学を検討している方へ
これから留学を考えている人にアドバイスありますか?
活かすも殺すも自分次第なんで、多少は母国でも準備しておくべきです。
具体的にはどんな準備ですか?
例えば、単語だけでも一生懸命やっておく。それだけでも留学に来た時にだいぶ違うと思う。留学に来て、1から10までやるのと4から10までやるんだったら労力が違う。しかもセブに来てからできる内容も増えるんで。まず日本でもできることをする。留学に頼るんじゃなくて、まずは勉強する。準備が大事だと思いますね。
勉強してたらダレる時期もありますよね?モチベーションを保つ秘訣は何ですか?
まず一つ目はオンとオフをはっきりしておく。授業中は集中して、終わったら友達と喋って。あと自分の中でルールを作ることかな。フィリピンでもどこでも留学中に母国語にずっと頼り続けると話せるようにならないと思ってます。僕の場合、セブに来た当時、本当に喋れなくて。なんか勢いで喋ってるみたいな感じなんで、そこら辺はオンとオフをはっきりすることだと思っていて。自分で決めたことはまず曲げないって。
このスパルタの環境はオンとオフがはっきりしてるからいいですよね。平日はしっかり勉強するし、お酒も飲めないし。でも、そのかわり週末は楽しみが待っている感じで。ちゃんとそうやって自分でモチベーションを上げたりとかできる人はいいですね。
まぁ個人差あると思うんですけど、リラックスの仕方は人によって全然違うんで、その辺は臨機応変に。普段慣れないところに立たされると絶対メンタルは強くなると、僕はそう信じてるんで。あとモチベーションを保ってくれるのは、友達なのかなって。
それは日本人じゃなくてもいろんな外国人を含めて?
そうですね、自分一人だときっとダレちゃうので、仲間がいるとか、ルームメイトがいるとか大きい。僕は韓国人のルームメイトがいます。凄い良い人でよくしてくれて、僕より先に来てるんですけど、色々教えてくれて。来た時から頼りっぱなしでした。
これから楽しみですね、残り半分頑張ってください。貴重な情報ありがとうございました。
(2015年10月27日(火)セブのEVにて)
編集後記
EVアカデミーの学生さん達は平日外出禁止ですので勉強に集中できる環境をうまく使っている人が多く、授業の終了後は自主学習時間もあり自主勉強に取り組む生徒さんが大変多いです。
EVアカデミーの特徴の一つにグループレッスンが他の学校より豊富と言う点が挙げられます。フィリピン留学はマンツーマン授業が売りですが、グループレッスンの良さとして、他の学生から刺激を貰える、英語を人前で話す場慣れの回数が多いなどメリットもたくさんあります。
逆に、グループクラスはクラスメイトとのレベルが同じくらいでなければ退屈してしまうと言うデメリットもあります。学校のクラス分けが大きく関わってくるので、生徒の方は積極的に自分へ適したレベルへ変更した方が良いです。EVアカデミーは真面目に英語学習を取り組みたい人はオススメの学校です。興味ある方は公式サイトへどうぞ。
Podcast: Download (Duration: 30:53 — 28.3MB)