ストーリーシェアのネポボーディングハウスに2回短期留学してるCHIZUKOさんにお話を聞きました。2011年の11月にR25のフィリピン特集で「マンツーマンが低価格で留学できる」を見て、12月に2週間行ったそうです。フットワークが軽い!
社会人のフィリピン短期留学
mixiで口コミや評判を調べていたらストーリーシェアとセブのSMEスパルタキャンパスが気になったけど、すぐに申し込みたかったので留学エージェントを通さなくて申し込めるストーリーシェアに決めたそうです。最初の2週間でリスニングはかなり上達してハマったそうです。2週間のような超短期でも効果を体験できるんですね。
2011年の12月と2012年の5月にネポボーディングハウスに行きました。最初が2週間で、その次が10日間です。会社勤めをしているので短期でしか行けないんですが、短期間でも英語の上達を感じられました。
仕事で英語を使ってるんですか?
外資系で働いているので、翻訳して資料を作ったりはしますけど話す機会はないです。でも、本社から人が来るとコミュニケーションを取らなくてはいけないので、たまに話さないといけない職場環境なんです。
最初は2011年でしょ。なんでフィリピンに行ったんですか?
たまたまなんですが、雑誌のR25で、「今、フィリピン留学が流行りはじめてる!!」みたいな記事を見たんです。そこで、短期でマンツーマン授業を低価格で出来ることを知ったんです。たぶん11月ぐらいだったと思います。
で、12月に行ったんですね。早くないですか?(笑)なんでストーリーシェアだったんですか?
mixiの口コミを見てたんです。そしたら、ストーリーシェアのネポボーディングハウスが目について、それでウェブサイトを見て「ストーリーシェアがいいんじゃないかな?」と思ってすぐ申し込んじゃったんです。
他に学校の選択肢はなかったんですか?
セブのSMEAGスパルタキャンパスがちょっと気になりましたね。韓国系の学校でした。ただ、SMEはエージェントを通さないといけなくて、(エージェントを介して)やりとりしているとやっぱり時間がかかるじゃないですか。ストーリーシェアは直接やりとりができたので、「行こう」と思って一週間ぐらいで留学が決まった感じです。
ストーリーシェアの感想
学校の規模はどれぐらいだったんですか?
2011年に行った時は、私を含めて生徒は6人でした。2012年に行った時は、15人ぐらいになってました。印象はやっぱり全然変わりましたね。
半年の間に規模が大きくなって学校の雰囲気も変わっていたようです。僕が行った時も、古くからいる生徒はやっぱり「昔と全然ちがう」と言ってました。
少人数の時は、常に生徒や先生が一緒にいて和気藹々としてました。でも、やっぱり(人数が増えると雰囲気が)違いましたね。
学校の口コミが当てにならないのは、学校が変わっていくからです。同じ学校でも時期によって全然違うし、その時に集まる生徒によっても変わる。
留学の効果は感じられたんですか?
はい。留学した後に食事会があったんです。以前は何を言ってるのか全然分からなかったんですが、2週間留学に行った後だと、分かるようになってたんです。
2週間でそんなに上達したの?
ビジネスレベルの英語はまだ分からないですけど、リスニングはある程度は聞きとれるようになりました。日常会話や食事会のくだらない会話とかは8割ぐらい分かるようになって一緒に笑えるようになりました。
2回行ったのはすごい良かったから?
そうですね。1回目は全く英語は喋れない状態だったんですけど、帰りの空港で、空港の人と話してる時に「あ、今までと違う…。」って感じたんです。もちろんペラペラ喋れるようになったわけじゃないんですが、聞き取りは本当にかなり上達しました。
本当に2週間ですごい上達したようです。上達する生徒の傾向として、喋れないけど、英語の文章を書いたり、英語に触れる機会があった人は多い。受験勉強してたり、資格持ってたりTOEICのスコアがいいとかね。
外資系なので英語の資料も多いですし、英語も飛び交っているので、単語は知っているんですよ、でも私は文法が全く分からなかったので、そこでちょっとつまづきましたね。
2週間だけでしょ。どんな風に勉強したんですか?
毎日8時間授業を取ったんですよ。で、土日も休まないで先生を付けてもらったので、2週間でCLメソッドの教科書の半分ぐらいはやりましたよ。
これはすごい。英語漬けでめちゃめちゃ勉強したようです。土日は学校休みですが、追加料金を払えば勉強できます。
ちなみに、CLはサイクルラーニングメソッドの略で、この学校の勉強メソッドでもあり、テキストの名前でもあります。なので、ストーリーシェアに来ると、何かと「CLメソッド」「CLメソッド」という言葉を聞きます。CL道場っていうのもある。ここは基本テキストが2つあって、独自テキストの「CLメソッド」と「Side by Side」。Side by Sideは有名な教科書で利用している学校は多い。
Side by Sideはあんまり進まなかったんですけど、CLを重点的に勉強しました。CLはテッパンですね。
授業以外でも結構勉強してたんですか?
自習してましたね。やった事をまとめたり、文法の勉強をしたりとか、あとは頭の良い大学生がいたんで、その子に「a」と「the」の違いをレクチャーしてもらったりとか。
ストーリーシェアは「a」と「the」の違いにメッチャうるさくて、日常会話中も指摘される。これは学校の特徴です。
週末に遊んだりしてないんですか?
1回目は英語漬けで遊ばなかったですけど、2回目は遊びましたよ!5月に行った時は、先生とも仲よくなっていたので、週末は先生と一緒にどこかに行って、遊びながら会話をしてました。買い物する時もずっと英語なので。だから、勉強したい人には、すごい良い学校だと思いますね。勉強する機会や環境を整えておいてくれるので。学校も先生もかなり変わりましたけどネポは好きですね。最初の時にいた先生がまだ3人いますから。
当時は規模が小さかったので、3人残ってるのは良いほうなのかも。どこの学校も先生は流れていってます。ライバル校に行く先生もいます。
他の学校は知らないんですけど、先生の質はすごく良いと思います。でも、私の友達にマニラ校・セブ校・ネポ校と3校経験してる子がいるんですけど、先生の質はマニラ校がトップだ、って言ってますね。
マニラは競争が激しいのもあって、全体的に先生の質が高いみたいです。
マニラ校も考えたんですけど、日本語禁止で環境がちょっと厳しそうでやめました。全く知らない人ばかりの環境で英語だけで自分がやれるか不安だったので…。
マニラ校はEOPらしいけど、僕が聞く限りそんなに厳しくないです。ストーリーシェアで厳しいのはセブのロンドン校。日本語を喋ると退学になります。授業受けてみましたが、たしかに初級には厳しそう。学校はその時集まる人で変わる。真面目な生徒が多い時期は自然と日本語しゃべりにくい。
期間が短くて英語力に自信がない人は日本語が使える環境が良いという考え方もある。完全に日本語禁止されると仲良くなる機会も失ってしまうから。これはどちらもメリットデメリットがあります。
そういった意味では、最初の2週間は日本語使ってもよかったので、その時いたメンバーとはすごく仲よくなりましたし、今でも交流はありますから。
他の学校に行ってみたくならないんですか?
考えたこともありますが、インターネットで口コミとか調べてると「やっぱりネポがいいんじゃないかな?」っていつも思うんです。
なんでそんなにネポ好きなの?
エデルとアンジェラって先生がいるんですけど、私はその2人が大好きなんです。
アンジェラは発音に厳しい先生。僕も数回受けましたが、他の先生で全然オッケーな発音が、アンジェラになると全部ダメになる。エデルは学校のマネージャーで、ちっちゃい女の子。真面目で日本人みたいで、ペコペコお辞儀してるイメージの子。
怖がられてるんじゃないですか?(笑)エデルは授業中に、私が脱線しそうになると戻してくれます。他の先生だと先生のほうから脱線していくんですけど、そういった事は全くないですね。本当に真面目。エデルの授業は分かりやすいし最高ですね、2回目に行った時にはエデルの部屋に住んでました。ネポはそれが出来るのが良い所なんですよ。
この学校はボーディングハウスと言って寮みたいな感じ。一緒に住んでいる先生もいるから、追加料金を払えば先生と相部屋になれます。
月に3万ぐらい高くなりますけど、ずっと先生と一緒なので話す機会がいっぱい作れます。集中して勉強したい人にはオススメです。ずっと英語を話せますからね。仲良くもなれますよ。ただし女性限定ですが。
僕は男性なので相部屋はできないけど、これはセールスポイントだと思う。ただ、ルールはどんどん変わっていくので、行く前にはしっかり調べてください。
フィリピンで困った事はないですか?
1回目の時は、お腹を壊しました。たぶん、生活がちょっとキツかったんだと思うんですね。疲れてお腹こわした感じです。2回目は5月だったのですごい暑かったです。一番暑い時なんです。12月に比べたら全然暑くて体調を壊しました。ほとんどの人が体調を壊してるので、これはもう避けられないと思いますね。
必須の持ち物ってありますか?
サプリメントは持っていきました。あとリラックスのために、部屋に焚いておくためのエッセンシャルオイルとか。そして、虫嫌いに必須の持ち物は、虫除けとコンバット!
フィリピンの食事は美味しい
ご飯もポイントだったんです。学校のご飯は普通に美味しいので。
普通に美味しいです。ここで重要なのは、「普通に美味しい」のであって、「めちゃくちゃ美味しい」わけではない。(僕の意見ですが。)
たまに、フィリピンのご飯を美味しい美味しいと言う人がいる。それは個人的には不思議。タイとか台湾とかだったら「またあの小龍包が食べたい」とか食事に惹かれて行きたくなるけど、フィリピンの食事にそこまでの力はない(と思う)。
そして、もちろん学校によってやっぱり食事の差はある。韓国資本の学校の食事はやっぱり日本人に合わないことが多い。キムチとかスパイシーなのが多いから、毎日食べてると飽きる。
でも、日本資本の学校にいる韓国人に食事の感想を聞くと「食事が合わない」って言って、辛ラーメンを食べてます。そういうものだと思います。日本人の多い学校は日本人向けにしようと頑張ってるから、まだマシやと思います。
確かに、ここの学校の料理は日本人向けに味付けしてくれてるから、長期でも安心だと思います。
うーん。長期はどうでしょう。もし学校のご飯だけ食べたら1ヶ月が限界だと僕は思う。ただ、食事を日本人向けにしようと頑張ってるのは確か。
スージーズのハロハロが好き
フィリピン料理はどうですか?美味しかった?
美味しいのありますよ。私は、甘いものが好きなのでハロハロが好き。ハロハロはかき氷の上にアイスクリームやプリンがのってるフィリピンのデザートです。
学校の裏にハロハロが美味しいお店があるんですよ。地元の人がいるスージーズ(Susie’s cuisine)っていうレストランなんですけど、オススメです。
ハロハロはおいしいので、是非食べてください。スージーズもオススメです。
ネポボーディングハウスの裏にお店があるなんて知らなかったです。学校の付近マップに書いて欲しいところ。
学校の近くには美味しいパン屋さんもあります。おやつにいいです。ネポモールに行く途中の道路を渡ったところに6ペソぐらいで売ってます。
ネポボーディングハウスに行った人はみんな知ってるパン屋がありますね。ちなみに、アンヘレスに限らずフィリピンには街のパン屋が多い。普通に歩いてるとパン屋がある。しばらく滞在したらみんな食べる。
パラボック(Palabok)っていうソースと卵がかかってるヌードルも超美味しいんです。パンシット・パラボック(Pancit Palabok)は食べてほしい。
さすが女子はいろいろ知ってる。僕はお粥(ゴト)とトリの丸焼き(レチョン・マノック)が好き。
アンヘレスは程よく田舎
あと、アンヘレスはほど良く田舎?マニラはちょっと都会すぎてなんとなく怖いイメージがあるんですよね。ちょっと簡単に出歩けないみたいな。でもアンヘレスは田舎なので、その辺フラフラしたりとか。もちろんポサ~っとしてたら危ないですけど。
マニラは確かに都会、出歩けないほど危険じゃないけど、場所によっては危険なエリアもあるし、トラブルも聞く。それに比べたらアンヘレスは田舎。それでも、生徒がひったくりにあったりもしてるので気をつけないといけないですが。歩いてショッピングモールやマクドナルドにも行けるし。カフェもある。近くにマックやカフェがあるのは勉強する場所としても結構重要。
住みやすいっていうのがありますね。
確かにネポボーディングハウスがあるアンヘレスは住むには良いかもしれない。あまり田舎すぎると不便な事もあるんだけど、いい具合に田舎。
ストーリーシェアのネポの先生が大好き
また行こうと思ってます。次は12月ぐらいぐらいを予定はしてます。仕事をしていくうえで英語は必要なので。ずっと今の会社にいるか分からないですけど、もしまた転職することになっても英語ができたほうが良いので。完全にハマってますね(笑)。
ストーリーシェアのネポの先生が大好き!今年もまた行きます!
12月に行ったらまた学校は変わってるんでしょうね。ストーリーシェアを検討している方には参考になりますね。
(2012年8月17日 帰国後、横浜にて。)
編集後記
この後、2012年の6月にまた短期(10日間)で行ったそうです。完全にファン!ストーリーシェアは食事を見直していて、2013年は2012年よりよくなっていました。調理師の方がフィリピンスタッフに定期的に料理を教えているのを間近で見ました。短期で英語留学を検討してる社会人に参考になると思います。
Podcast: Download (Duration: 28:36 — 19.7MB)