フランス軍隊のパラシュート部隊に勤務していた日本人に話を聞きました。合田洋樹さんは「外人部隊125の真実 」というフランス外人部隊の本も出されています。38歳にしてリタイア生活です。
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フランス外人部隊で17年勤務した日本人
フランス軍隊で働いてたんですよね？
そうですね。高校を卒業してフランス外人部隊に入って、それからずっとフランスです。合計17年半働いて、2014年に辞めました。今でも基本的にフランスに住んでます。
フランス外人部隊は、フランス陸軍所属の外国人の志願兵で構成される正規部隊である。 部隊の象徴は、「7つの炎の手榴弾」である。 総兵員数は約8,360人である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フランス外人部隊
フランス軍は、今は17年間ずっと勤めれば、辞めた直後から毎月恩給が貰えるんです。だから、もうリタイアしています。
38歳でもうリタイアしてるんですね。
でも、これからは恩給制度も変わっていくと思います。
フランスの軍隊はどれぐらいの規模なんですか？
今だと9000人は超えてると思います。日本人は平均で40～50人はいますね。
フランスに行ったとき、フランス語はできたんですか？
まったくできないです。もちろん、少しは勉強していきましたけど。殴られながら覚えました。
パラシュート部隊の待遇
フランス軍隊って待遇はいいんですか？夏休みとかあるんですか？
フランス軍は、外人部隊は毎年45日の休暇があるんですよ。フランス軍は休暇が多いんです。
軍隊って給料いいんですか？
給料はあまりよくない。自分のいたパラシュート部隊は、ちょっと給料がいいんですけど、日本の給与と比べると低いですね。
軍隊の中では、英語はまったく使わないんですか？
フランス語ですね。英語圏出身のやつもいっぱいいるんですけど。ただ、2009年から2011年まで、東アフリカのジブチっていう国にいたんですよ。
アメリカ軍が駐留してるので、アメリカ軍と交流する機会があったんです。それ以前から、英語は必要になるだろうって思っていたので、そろそろ英語をやろうかなと決心したんです。
最初はアメリカへ勉強しにいこうと思ったんです。だけど、ネットで調べたらフィリピン留学が出てきて。これはいいと思って。
2007年ぐらいに、セブにダイビングライセンスを取りに行ってたんです。だから、なんとなくフィリピンの雰囲気はわかっていたんです。それで、フィリピン留学をしたんです。
その時は、まだフランス軍で働いていたので、休暇を取って行ってました。フランスに戻ると英語を忘れるので、また休暇を取って行って。2014年に引退してリタイア生活になってからもフィリピン留学しています。いままで５つの学校に行きました。
外人部隊125の真実 – フランス外人部隊の書籍を発売
実は、並木書房の方から、本を書いてくださいって言われてたんです。本なんか書く気まったくなかったんですけど、説得されてるうちに、書いてもいいかなと思って。
それで、除隊する2～3年前に書きはじめて、除隊してから本格的に書いて。2016年の3月に本を発売したんです。
本の中で、フィリピン留学は安くてオススメだよってって書いたんですよ。外人部隊に５年勤めてると、フランス語はそれなりに話せるようになるんですよ。でも、さらに、英語が話せたら、除隊したあとの仕事も困ることはないと思うんですよね。
外人部隊は最低の契約期間５年間なんです。その間にフランス語と英語を覚えたほうがいい。自分はやってこなかったんで。
そういう経緯でフィリピン留学に詳しいんですね。詳しく教えてください。
最初はネイティブに教えてもらったほうがいいと思ったので、ネイティブ講師がいる学校を探しました。それで、パンパンガにあるAELCに行きました。休暇を利用して、約１カ月行きました。2011年です。
フィリピン留学経験者が語るAELC、CEGA、PGLI、UV、ファイアリーの学校の違い
（2016年7月5日（火） CEGAにて）
