フィリピン留学する際に悩むのが、韓国人経営の学校にするか、日本人経営の学校にするかです。それぞれにメリット、デメリットがありますので説明します。
基本的に、大人には日本人経営学校、学生には韓国人経営学校をオススメしています。大前提の知識をまず押さえておきます。韓国人経営の学校は韓国人の学生の英語力向上のために作られています。韓国人は日本人より基礎英語力があります。彼らは試験スコアも大事にしています。日本人経営の学校のメインターゲットは日本人です。英語の会話力向上を大事にする傾向があります。
韓国人経営の学校はあわない日本人もいます。もちろん韓国人経営にもよい部分がありますが、違いを理解して学校選びをしてください。
(以下は、あくまで傾向なので、当てはまらない学校もあります。)
韓国人経営の学校のメリット
1995年からの歴史と実績がある
フィリピン留学は韓国人が始めました。1995年ぐらいからなので、古い学校は25年以上の歴史があります。現在残ってる韓国の学校は基本的に10年以上の運用経験があります。なので、先生の評価システムなど、学校としてノウハウがあります。ただ、長く続いてきたのでよい部分がある一方で、古いルールがそのまま残ってることも多いです。日本人経営の学校が出来たのは2010年ぐらいからです。
TOEIC、TOFEL、IELTSの試験対策の実績が豊富
韓国人は英語ができないと就職できません。TOEIC750越えないと履歴書に書けません。なので、韓国人経営の学校では試験対策を大切にすることが多いです。当然試験対策のノウハウも豊富です。
スパルタ学校はそういう韓国の歴史で生まれています。韓国の語学学校は、フィリピンでの英語試験の試験会場になっていることが多いです。ただし、テキストが韓国語の場合もあります。
日本人経営の学校のメリット
食事は日本人経営の学校のほうがうまい
フィリピン留学だけではなく、どこの国に留学しても食事の問題は起きます。海外経験と考えるのがよいです。ただ、傾向としては、多国籍な生徒がいるほうが食事はおかしくなります。味の好みがそれぞれ違うからです。もちろん、日本人好みの味にはなりません。
韓国人経営の学校は基本的に韓国料理です。キムチが辛くないと韓国人がクレームをします。だから、辛い韓国料理が苦手だと韓国の学校はしんどいかもしれません。一方で、日本人生徒しかいない日本人経営の学校では、食事は日本人好みの味になります。といっても、毎日学食を食べるようなものなので、食事に期待はしないほうがいいです。
施設がキレイなのは日本人経営の学校
韓国人経営の学校は歴史があるぶん、施設は古いです。韓国人経営のメインターゲットは子供や学生です。なので、ドミトリーが多くて、個室が少ないです。スパルタ環境に閉じ込めるので、学校内にプールやスポーツジムがあります。ただ、2020年ごろから、一部の韓国の学校がリニューアルしてものすごくキレイになっています。
日本人に効果的な英語の授業を考えているのは日本人経営学校です。
韓国人経営の学校のカリキュラムはだいたい同じです。使ってる教科書も同じです。それは、フィリピン人のヘッドティーチャーを引き抜いてくるからです。日常会話、テスト対策、そしてスパルタルール。その組み合わせが韓国人経営学校です。
日本人経営も同じです。でも、一部の日本人経営の学校は、日本人が英語カリキュラムに関わっています。日本人の英語力を分析したうえで日本人のための授業を作っています。しかし、数えるほどしかありません。
日本人経営と韓国人経営の学校の違い
学校の規模が大きいのは韓国の学校
日本人経営の学校は20名から100名ぐらい。韓国人経営は100名から300名ぐらいの規模です。それぞれにメリットとデメリットがあります。小さいほうが融通がききます。大きいほうがグループクラスでレベルをあわせやすいです。
生徒が多国籍なのは韓国の学校
日本人経営の学校は、生徒が日本人だけのことが多いです。韓国人経営は多国籍な生徒のことが多いです。なので、韓国資本のほうが生徒間のコミュニケーションが英語になる可能性があります。ただ、英語レベルが低いとまわりの生徒も初級になるので、韓国英語を学ぶことになります。
他の生徒との交流は、文化交流で楽しいし、英語学習のモチベーションになります。ただ、英語の勉強にはならないこともあるので、注意してください。自習して英語レベルを上げて、日常会話が問題なくなったら、国際交流でも英語の勉強になってきます。
生徒の年齢層の違い
韓国人経営の学校の生徒は年齢層が若いです。子供(5歳)から大学生です。英語ができないと就職できない韓国では、親は子供に投資します。スパルタ校に入学させます。なので、嫌々来てる若者がいます。そういう生徒は授業中に寝ていたり、サボったり、恋愛に夢中になります。そういう韓国人に学習強制する仕組みがスパルタです。もちろん、日本人よりも真面目な韓国人も大勢います。
韓国の学校には小さい子供が来るので、子供のシーズンは韓国の学校を避けたほうがいいです。
運営スタッフの違い
フィリピン留学業界では現場運営をインターンで行うのが一般的です。僕は学校現場にちゃんとした日本人スタッフがいるかどうかを重要視してます。そのスタッフが英語学習の道のりを知っていて、日本での社会人経験があるべきだと思っています。
インターンの質はピンキリです。すごい優秀な人もいますが、ほとんどは社会人経験もなく、英語も喋れない。そういう方々です。なぜなら無料で英語留学できると思って来てる方が多いからです。普通に考えたら分かると思いますが、すごい優秀な人がインターンはやらないです。
何の権限もない日本人インターンがたくさんいても何もできないです。現場に張り付いてる決裁権がある日本人がいれば、韓国人経営でもよいと思います。ただ、現実問題として、日本人経営でも韓国人経営でも、しっかり社会人経験がある方が現場に張り付いてることは少ないです。特に韓国人経営の学校はスタッフを固定しようという意思はないです。だから、数ヶ月単位で入れ替わっていく体制です。なぜなら彼らにとって、日本人生徒は1つの国籍でしかないからです。日本人がダメなら台湾人を増やそうというスタンスです。
たまに日本語が喋れる韓国人が日本人スタッフをやってます。ただ、重要なのは言語ではなく、日本の文化を理解してるかです。日本に住んで働いてた人がよいと思います。
韓国人経営学校のトラブルの口コミ
前のCAEAは日本人経営で料金が高かったから、日本人の大人の生徒が多かったんです。だけど、韓国人経営のCELLAは規模が大きくて、生徒は多国籍で、若い人が多いです。CAEAでは見なかった、モチベーションが低い生徒もいて。スパルタだけど、寝てるだけの韓国人もいましたし…。
https://ph-radio.travel-book.info/i345-cella/
韓国の学校では恋愛してる人も多いです。学内恋愛は多いです。学内でチュッチュッしてますよ。日本人は恋愛していても、人前であまりイチャイチャしないけど、韓国の人はするでしょ。それは全然いいんですよ。文化の違いだから。楽しみたい人にはいいと思います。多国籍環境で24時間英語になるので。
https://ph-radio.travel-book.info/i345-cella/
コミュニケーション能力が高くて、ハートも強い。環境をうまく使えるタイプ。そういう生徒は韓国資本でも楽しめます。
韓国が大好きな人は、韓国の学校だったら、韓国語も学べるかもしれないし、韓国の友達もできるのでオススメです。学生さんや試験対策したい方にも韓国の学校をオススメしています。