フィリピン留学後の次のステップとしてデンマーク留学がオススメです。昔からフィリピン留学のあとに、デンマークに行く方がいたので気になっていて、4つのフォルケホイスコーレを見学しました。フィリピン留学の経験者も多くて、学生にすごくいいと思いました。
フォルケホイスコーレ(Folkehøjskole)は、デンマーク発祥の成人教育機関で、デンマーク語で「フォルケ」は民衆、「ホイスコーレ」は高等学校を意味します。
行く前はどんなに調べてもホイスコーレが何なのかわからなかった。デンマークに行った今でも説明が難しい。日本にないからです。
学校ごと専門性があるけど専門学校ではない。ノウハウを学ぶ場所じゃない。多様性を学ぶ学校です。どんな学校にも工房、音楽室、体育館、広場、バーがあって、クリエイティブな授業が多い。実際にやっていることは遊んでいるようなことが多い。
衣食住をともにする共同生活の中、体験型の授業を行って、同じ体験をした仲間と対話を重ねることでコミュニティを形成する。物事に対する多様な考え方を知り、自分の考えを育む。モンテッソーリ教育の要素はあると思う。
デンマークは福祉国家。税金が高いけど、教育、医療が無料です。このホイスコーレはデンマーク人のためにあるんですが、デンマーク人が多様性を学ぶために外国人枠があります。
その外国人枠に入れば、安い授業料で、英語漬けの生活を送れるんです。入学試験はありません。授業料は無料ですが、滞在費や食費は必要。学校や期間によって全然違うけど、半年で60万ちょいで来ている学生がいました。安い!学校によってはフィリピン留学より安いんです。
ただ、物価は高いので、週末に出かけたりすると結局半年で100万は必要だと思います。ラーメン1杯3000円ぐらいです。日本人は90日以内の滞在はビザは不要。しかし、90日以内のコースは国の補助がでないので留学費用は割高です。なのでVISAを取って90日以上がオススメです。
出会った日本人はフィリピン留学でいうと、上級者です。英語力には自信がある方が多かった。それでも英語の壁にぶつかっている人がいたので、成長するにはいい環境だと感じました。
僕自身もいい刺激を得られました。アジアでは英語のコミュニケーションに困らないですが、デンマークでは思うように英語がでなかった。成長にストレスが必要。予想通り。
英語を学ぶ学校ではないです。モラトリアム時期の寄り道、自分探しの要素を大きい。デメリットもあるので万人にオススメしたいわけではないですが、興味あるならチェックしてみてほしい。デンマークで体験したことも記事にしていくので、興味ある方は見てみてください。