マニラ首都圏の東側に「アンティポロ」という街があります。標高は400〜600メートルで、緑が多くて自然に囲まれたエリア。バギオやタガイタイみたいな有名な避暑地ではないけど、マニラ市内と比べると涼しい。特に午後から夕方にかけては風が気持ちよくて、地元の人たちにとっては「ちょっと涼みに行く場所」「週末のリフレッシュスポット」になっているみたい。高台のホテルからは、マニラの街並みを一望できるのも魅力です。

アンティポロ大聖堂
アンティポロと言えば、アンティポロ大聖堂。フィリピンを代表する巡礼地のひとつです。ここには「旅の安全を守る聖母マリア像」が祀られています。17世紀にメキシコからフィリピンへ運ばれてきた木製の黒いマリア像は、嵐や困難から船を守ったと伝えられ、「旅人を守る精霊のような存在」として信仰を集めています。現在も多くの巡礼者が訪れ、週末にはすごく賑わうそうです。

本当に黒いので近寄って見てみてください。
大聖堂の入口には白いマリア像が立っていて、足元にはThe National Shrine of Our Lady of Peace and Good Voyage と書かれています。前の広場には地元の人々が集まり、朝はズンバダンスをやってました。大聖堂が街の中心でした。
マニラからアンティポロの行き方
アクセスは意外と簡単。マニラ空港からGrabでそのまま行けて、料金は700〜1100ペソ。渋滞がなければ1時間かからないけど、混んでると2時間半くらいかかる。

マニラからの移動はGrabを使ったけど、クバオからバスで行くこともできます。UV BusがクバオのSM MegamallからAntipolo Uv Express Terminal(アンティポロ大聖堂付近)まででています。

アンティポロのバス停は「ロビンソン」「アンティポロ大聖堂」「WalterMart Antipolo」にありました。WalterMartに停まるバスには「ATSC(Antipolo Transport Service Cooperative)」って書いてありました。ケソンシティに行くバスもあるっぽいです。

治安は悪くなさそうで、夜に歩いても危険な感じはしなかったです。ただ繁華街がないので夜は街全体が暗め。夜にやってるお店もあるにはあるけど数は少なくて、どこも早めに閉まっちゃう印象でした。娯楽は少ない。

ちなみに、「アンティポロ」という名前は「TIPOLO(ティポロ)」という木の名前から来てるそうです。アンティポロ大聖堂の前にアンティポロツリーがありました。
スペイン植民地時代、この地にはティポロの木が群生していて、その様子から「アンティポロ=ティポロが多くある場所」と呼ばれるようになった。自然豊かで神聖な場所だったのでしょう。
Wikipediaにも書いてます。
名称は「ティポロ(Tipolo、タガログ語でパンノキの意)」に由来している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アンティポロ

1578年、フランシスコ会の宣教師が作った集落がアンティポロの始まりとされています。1578年といえば、日本は戦国時代、織田信長の全盛期。フィリピンの歴史にはキリスト教がやってくる前がないんですよね。