フィリピン留学の準備でよくある質問がネット環境。海外に行く人が「海外でのネットはahamo(アハモ)が便利!」って言うので、SIMカードをahamoに変えてセブで試してみました。
海外旅行でのネットはahamoのSIMカードが便利
ahamoはdocomoの格安SIMです。
ahamoは、NTTドコモが、20歳代を中心としたデジタルネイティブ世代に向けて、2020年12月3日に発表したプランである。従来のドコモのプランとは完全に分離され、ドコモショップなど実店舗での申し込みは受け付けず、専用ドメインのウェブサイトや専用アプリからの受け付けのみとしている。また、法人契約もできない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Ahamo
ahamoは追加料金もいらず、設定もいらず、そのまま海外でネットが使える。めちゃ便利です!ネットが使えると、どこでもGoogle MapsとGrabが使える。迷わない。いつでもネットで調べられるのも便利。フィリピンではフリーWiFiを使うときに電話番号が必要なことが多い。だけど、それも問題なし!ネットは少々遅いけど、そのままで海外で使えるのは快適です。
ahamoは追加料金不要で海外で使える
- 料金プランがシンプル、データ容量20GBで月額2,970円(税込)。
- データの翌月持ち越しがない
- ドコモ窓口でサポートは受けられない
- 低速モードへの「手動切り替え」がない
- 電話は5分まで無料
これだけ見るとパッとしない!
だけど、追加料金不要で、海外82の国・地域でデータ通信ができるんです。月15日まで。20GBまで。フィリピンも対応エリアに入っています。海外でもデータ通信できるから、SIMカードをahamoに変えました。タイもマレーシアもアジアはほとんどの国をカバーしています。
海外でのahamoのネットワーク設定
フィリピンに入ったら、自動的にネットワークが切り替わるのと思っていたら、そういうわけではなかった。ずっと電波ゼロの状態。iPhoneの設定変更が必要でした。
設定 > モバイル通信 > ahamoを選択 > ネットワーク選択
僕の場合、ネットワーク選択が「自動」になっていて、何も選択肢がなかった。「自動」をオフにするると、GlobeやSMARTが出てきたので、SMARTを選びました。これだけでOKです。GlobeやSMARTはフィリピンのドコモやauみたいな通信事業者です。
海外で15日以上ahamoを使う時の注意点
ahamoの注意点は、基本料金内で海外で使えるのは月15日までということです。15日過ぎるとネットが低速になります。そして、海外にいる間は速度が復活しません…。これはツライ!
月間利用可能データ容量20GBまでは、速度制限なくご利用いただけます。ただし、15日を超えて長期間海外でご利用される場合は通信速度が最大128kbpsに制限されます。本速度制限は、月間データ容量を追加購入しても日本に帰国するまで解除されませんのでご注意ください。
https://faq.ahamo.com/faq/show/98?category_id=30&site_domain=default
僕は15日以内の滞在が多いので問題ないと思っていた。だけど。フィリピンで15日を超えて低速になった時があります。こんなメッセージが届きました。128kbps。使えないことはないけどネットは遅かった。
だから、15日以上フィリピン留学される方はahamoは使えないです。つまり実質使えない…。楽天SIMとahamoのデュアルSIMがいいようです。だけど、僕は楽天SIMが無料でなくなったときに、Povoに変えました。だから、いまはahamo+Povoのデュアルです。しかし、Povoは海外では電波が入らないです…。
povo2.0で「海外ローミング」の提供が開始。160以上の国・地域で、音声通話/SMS/データ通信を利用できる。音声通話/SMSは2023年7月20日から、データ通信は2023年8月1日から提供を開始です。
ahamoのデメリット
ググると、ahamoのデメリットもでてきます。デメリットが許容範囲かは要チェックです。日本でもちょっとネットが遅い気がします。高速だとは思わないです。通話も不安定な印象です。でも、やっぱり一番の問題は、海外で15日を過ぎるとネットが低速になって、128kbpsになることですね…。翌月になると復活すると思っていたら復活しないし、課金しても復活しません。帰国するしかないです。
ポケットWiFiは時代遅れ感があります。もし、手間が気にならないなら、海外でSIMカードを買うのが一番です。早いし安いです。だけど、短期で海外に行く人にはahamoは本当に便利です。ちなみに、10日間で2GB使ってました。興味ある方はahamo公式サイトへどうぞ!