フィリピン・セブ留学の8つのデメリット

フィリピン留学は英会話初級にオススメですが、デメリットや問題点もあります。オススメしないケースもあります。欠点やネガティブな部分を正直に説明します。

フィリピン留学の7つのデメリット

デメリット1 授業外で英語漬け環境を作りにくい

日本人経営の学校では英語漬けの環境を作りにくい。

これはネイティブ国に比べるとネガティブな部分です。正直、生徒間で英語を学ぶことは難しいです。もちろんレベルの高い生徒が集まると自然に英語で話してますが、日本人のほとんどが初級なので、そういうケースはレアです。

ネイティブ国に留学すると、生徒は多国籍ですし、ホームステイすると家でも英語に触れる機会があります。でも、フィリピンではホームステイは僕が知る限りありません。

フィリピンはマンツーマンレッスンなので授業での英会話の英語密度は高いですが、それ以外のシーンでは生徒次第です。EOP(English Only Policy)と言っていても、日本資本で徹底されている学校は少ないので注意してください。

デメリット2 英語の訛りがある

フィリピンでは英語は第2言語なので訛りはあります。ネイティブ国の人が話す英語に比べると、聞き取りやすいです。

でも、気にしなくてよいです。よく訛りについて心配される方がいますが、そういう方に限って喋れない気がします。まだ英語学習をスタートしてない方が訛りを気にしてる傾向があります。

ネイティブでも、アメリカ、イギリス、オーストラリアで英語は違いますから。どこかの国に留学して英語を学べば、世界中の人と会話できるわけではないです。イギリスで学べばアメリカ英語に戸惑います。国ごとに少しチューニングしないといけないです。なので、訛りを気にせず、フィリピン留学は最初の一歩と考えてみてください。逆に、すでに中級・上級の方は目的を明確にして慎重に学校選びをしてください。そうでないと、得るものが少ないかもしれません。

デメリット3 治安が悪い

治安は悪いです。ただ、語学留学で普通に勉強してるだけならまず問題ないです。1人で出歩かない、治安が悪いエリアに行かない。夜にウロウロしない。貴重品を持ち歩かない。どこの国でも同じです。しっかり自己管理してください。お金や女性絡みでのトラブルが多いです。ひったくりは日常でありますがアジアどこでも同じです。日本の感覚でウロウロとしてるとダメです。

デメリット4 食事がマズイ

フィリピン料理はオイリーで野菜が少ない。

フィリピンの地元料理はオイリーで肉中心です。野菜を食べる機会は少ないです。フルーツは安くて美味しいですが、食事での楽しみは少ないので、食事は期待しないほうがよいです。学校に入ると、食事は学校から提供されるものになります。

韓国資本の学校だと、毎日キムチなので、辛いのが苦手な生徒はツライです。日本資本の学校の食事のクオリティは年々上がってますし、食事にこだわってる日本資本の学校もあります。僕が留学した2012年に比べると、食事環境はかなり良くなってきてます。が、基本的に、食事はオイリーで甘くて日本人の口にあわないと考えていたほうがいいです。

デメリット5 遊びの誘惑が多い

夜遊びにハマってしまう生徒がいます。フィリピンは男性にとって遊びの誘惑が多いです。最初から遊びに来てる生徒もいます。どこの国に行っても遊ぶ人は遊びます。勉強に集中したいなら、娯楽の少ない田舎に行くのが良いかもしれません。

セブは楽しかったんですけど、楽しかったなぁって感じで、楽しかったで終わりですね。

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デメリット6 失敗する機会が少ない

悔しい体験をする機会が少なく、ビニールハウスみたいで楽しすぎる。

他の国とフィリピン留学が決定的に違うのは、他では、学校は「英語」する場所ですが、フィリピンでは、「英語+衣食住」まで面倒を見てくれることです。なので、フィリピン留学は英語学習に集中できます。食事も作る必要ないし、洗濯も掃除もしなくてよいからです。これは良い部分ですが、悪い一面もあります。

ネイティブ国では、生活面は自分でなんとかしなければなりません。街に出ると、英語が通じないもどかしさや悔しさがモチベーションになることもあります。

目的が明確で、環境をうまく使える人には、最高の環境ですが、そうでなければ、フィリピンのあら探しをして帰ることになるかもしれません。英語漬け環境に飛び込めば自動的に英語力が上がると勘違いしてる人が多いですが、成果を出してるのは努力した人です。

デメリット7 フィリピンには文法が弱い先生もいる。

フィリピン人は英語を学んで身につけたので、文法が苦手な先生もいます。日本人は文法がすごい詳しい方がいるので、気になって先生を信用できなくなるようです。ですが、フィリピン人は映画を字幕なしで理解できるし、ネイティブともコミュニケーションできます。日本人より英語力はあるので、彼らの得意な分野から学ぶことをオススメしてます。

フィリピンで英語を教えてたノボルさんの意見

文法が微妙なんです。値段がこれだけ安いわけですよ。お金を稼いでるフィリピン人はすごい英語できるんですけど、そういう人って英語の先生をやらないんですよ。なので、そうじゃない人達が先生になるわけです。なのに、オンラインレッスンとかでも先生の文法が気になって先生の事が信用できなくなる生徒がいるんですよ。

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教師の良し悪しはしょうがないですけど、良い先生もいれば、たまに「えっ?」っていう先生もいる。例えば、文法を間違ってたりです。

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でも、モン先生のように文法マスターもいます。10年以上のキャリアがある先生は文法も上手に教えます。ネイティブより上手です。

If you can understand the whole of English. it’s like sometimes English to them is like mathematics. Like a genius.

The Reason Why the Philippines is the Best Destination Abroad to Learn English.

フィリピンの語学学校で働く人気講師のアメリカ人Mattの意見も参考になります。先生の経験が豊富であればフィリピン人のほうが上手なんです。ただ、全体の半分は文法は弱いと考えておいたほうがいいです。

Learning to use English words: Filipino teachers are better. Learning to sound American: Native speakers are better.

Filipino teacher are amazing for beginner student to upper intermediate. Because they are very good at explaining English basic.

デメリット8 口コミがあてにならない。学校は変わる

口コミはあてにならない。日本資本の学校が出来始めたのは2012年頃で、まだ最近です。なので、すごい勢いで学校が変わっていってます。ネットの口コミをあまり鵜呑みにしないほうがいいです。このサイトの情報も然りです。複数の学校を行ってて、自分の属性に近い生徒の意見を参考にすることをオススメします。

メリットもデメリットもあるので、しっかり理解して行って欲しいです。ちなみに、長時間授業やEOPは万人にあうわけではないので、一方的に薦めてくる人には注意してください。

フィリピン留学のよくある質問