カランメソッドの効果と注意点を英語教師に聞く!

カランメソッドの効果や注意点を英語教師(ノボルさん)に教えてもらいました。

カランメソッドとシラブル授業をする英語講師ノボル

ノボル、38歳男性、英語教師

カランメソッドの効果と注意点

ノボル
ノボル
元ストーリーシェアのマニラ校の英語講師。発音、シラブル、カランメソッドを研究してる。シラブル授業は英会話中級に好評。2014年にマニラに学校を設立したが、育児に専念するため2015年に日本に帰国。イギリス歴1年、フィリピン歴10年
フィリピン留学後も、毎週ノボルさんのオンラインレッスンを受けてるんですね。ノボルさんの授業は効果を感じるんですか?
効果を感じます。
すごいっすね。
ありがとうございます。
本当に全然違います。私はノボルさんのシラブルの授業がすごいと思ってて、もっと自分のものにしたいんです。フィリピン留学は終わっちゃったけど、まだノボルさんの授業を受けられてるのはすごくありがたいです。フィリピンで学んだことと相乗効果をすごく感じるんですよ。
日本人講師のノボルさんから受ける授業と、フィリピンで受ける授業はどう違うんですか?
ノボルさんは日本人が何ができないのかをわかっているし、日本人のことも分かっているので、それが大きいです。
フィリピン人だと難しいですか?
難しいですね。「もっと早く話して」って言われるけど「どうやって早く読めばいいのか教えてよ」ってことです。
どうやったらいいんですか、ノボルさん。
企業秘密です。(笑)
そこ重要ですよね?
できないことを指摘するだけでなくて、できるようになる方法も教えてくれるってことですね。でもね、殆どの学校が授業の目的や受け方すら説明しないですよ。そもそも、日本人スタッフが勉強方法を説明できない。ノボルさんは英語の先生だから説明できるけど、日本人のスタッフがしっかり解説してくれる学校はあんまりないです。学生インターンが多いし。
説明できないスタッフって…。
学校に英語学習を相談できるスタッフがいないから、留学中の生徒から僕に相談メールが来るんです。最近は、「マンツーマンレッスンをどう使ったらいいんですか?」って質問が多い。マンツーマン授業の自由度が高いと、授業で何をしたらいいか分からないみたいです。
学校によってかなり授業は違いますよね。大体適当に話してるじゃないですか。
そうなんですよ。生徒に委ねて、適当に授業をやるから雑談で終わる。
学校にとってはめっちゃ楽ですよね。
でも、b.E.Campはマンツーマン授業もしっかりしてますよ。ちゃんとカリキュラムがあるんで。

授業の目的を知るのが重要

マンツーマン授業で雑談だけしてる学校は多いです。雑談も必要ですけど、雑談ばかりしてても効率は悪い。
昨日も相談メールがあったんですけど、ある生徒がカランメソッドを受けてるんですよ。それで、「カランメソッドって何なんですか?」ってメールしてくるんです。分からないのに、なんでカランメソッドを受けてるの?って思うんですけど、学校が説明できてないでしょうね。
あ~…。
「カランメソッドは通常のレッスンに比べて4倍のスピードで英語を取得できる」っていうコピーに惹かれるんでしょうね。それで、受けてみたけど、意味がわからないから、やめちゃうんです。でも、語学学習って継続が大事でしょ。なんでも停滞期の先に成長があるのに、途中でやめちゃうなんてもったいない。
せっかく良い授業があっても、説明がないと効果が下がってしまうかもしれないですね。だけど、適当なカリキュラムの学校もいっぱいあるワケですよ。でも、みんな満足できるわけです。
カリキュラムを見る目がないし、比較できないからね。
学校が教科書をいっぱい持ってたら「ちょっと違った、じゃあコレやったらどう?」ってすり替えていけるんです。そしたら、生徒は「自分のせいだ」って思うわけです。で、先生が適当な教科書を選んできて、またやって、ちょっと満足してって感じで。根本を解決せずに表面だけを取り繕う授業をするから、成果がでにくいのかなと思いますね…。
表面的な満足で誤摩化せちゃうんですよね。実際生徒は満足できちゃうんです。フィリピンではたくさん英語に触れられるし、色んな人と関われるので楽しいんです。学校の価値ではなく、フィリピンの価値があるんです。
目的が交流であれば全然OKですね。ただ、真剣な生徒が間違った学校に行ったら可哀想そうですね。
そう。ただ、日本人って基本的に英語は必要じゃないので、本気になるの難しいんですよね。
日本に住んでたら英語は必要ないですよね。
韓国みたいに、TOEICが750点以下なら履歴書に書けないとか、900以下だと書類で落とされるなら、本気でやるしかないでしょ。そんな韓国でも、留学しても全然勉強しない生徒がいるわけですよ。
まぁね。
留学相談で、本気ですってみんな書いてきますけど、目的がない生徒がほとんどです。「英語出来たらいいかなあ。」ぐらいなら、壁にぶつかると楽な方に逃げちゃうことが多いんですよ。 それでも良いと思うんですけど、たまに本気の人がいて。背水の陣で会社も辞めてきてるんです。そういう人は全力でサポートしたい。
良い学校を選んでほしいですよね。
最終的には本人が勉強するしかないんですけど、カリキュラムがしっかりしてて、サポート体制がある学校のほうが絶対良いでしょ。だから、学校にノボルさんみたいな人がいると良いんですよ。英語学習の道のりを知ってるし、勉強方法を知ってるから。でも、殆どの学校スタッフは学生インターンなんで英語はそんなに喋れない。英語を勉強しに来てるので。さらにスタッフもサバイバルイングリッシュの人が多い。英語力は僕みたいな感じですよ。
(笑)
僕はいろんな学校で授業を受けて、今は学校やカリキュラムの違いを知ってますけど。1回留学した直後は、フィリピンで喋りまくれば英語は伸びるって言ってたと思うんです。でも、やみくもに話しても効率が悪いし、その生徒の英語レベルによってあう勉強方法は違うと今は思います。だから、ノボルさんは貴重だったんです。惜しい人をなくしましたよ(笑)。
ほんとに。(笑)
亡くされちゃいました(笑)。
フィリピンに行ってよかったなって思うのは、ノボルさんやハッシーさんみたいに、英語に本気で向き合ってる人に出会えたことですね。色んな英語の学習方法を知れたからラッキーでした。フィリピンでも、英語を本気でやってる人は少ないので。

フィリピン留学の良い部分

すいません、話を戻しましょう。英語の勉強はフィリピンが初めてじゃないでしょ。アメリカにも住んでたし。
一応、アメリカでも語学学校には行ってました。
アメリカと比べてフィリピン留学はどうだったんですか?
良かったです。フィリピンの留学が良いっていうよりも、b.E.Campのメソッドが良かったです。英語をアウトプットできる授業だと思います。
b.E.Campの授業はカランメソッドみたいな授業ですね。
そうですね。
あと、発音。発音の授業はアメリカでは一切なかったです。サイドバイサイドはアメリカで使ってたんで、知ってる内容もあったんですけど、マンツーマンで受けると全然違いました。
同じ教科書を使っても、授業は違うと。
全然違いますね。
でも、カランメソッドは他の学校でもやってますよ。フィリピン人はちゃんと管理しないと雑談ばっかりしっちゃうから、どこの学校でも「生徒にたくさん英語を喋らせろ」ってルールは一応あるんです。けど、日本人はリアクションが遅いから待てない先生が多いんです。それに、日本人って悩んでるのか、フリーズしてるのか、頑張ってるのかもわかりにくいじゃないですか。
それで、先生が良かれと思って助け舟を出して、なんか会話してる感じになってることもあるんですけど、結果的にあんまり生徒が喋ってなかったりするんです。でも、カランメソッドは先生が質問して、生徒が答えるの繰り返しなので、ある程度のアウトプット時間が保証されるんで良いとは思うんですよね。
たしかに、すごい待ってくれました。
でも待てない先生もいるんですよね。トレーニングされてないと。

カランメソッドの注意点

細かい話をすると、本当はカランメソッドは先生は待っちゃダメなんですよね。質問して、生徒の答えが出なかったらすぐ2~3語与えて、答えを言わせていくテクニックなんです。
誘導する感じですよね。
そう。ただ、カランメソッドはイギリスで始まってて、ヨーロッパだとその方法があうんです。母国語が英語と似てるから。でも、文法も全く知らない日本人初級者がカランメソッドをやっても意味わかんないですよ。ただのオウム返しになっちゃて。
僕はもともとストーリーシェアという学校にいましたけど、ストーリーシェアのCLメソッドは、日本人の初級者でも出来るようにカランメソッドを改良してるんです。だから、カランメソッドだけで売ってる学校って、どうなんだろうと思います。
英語レベルによってはカランメソッドは合わないって事ですか?
英語の基礎がある生徒なら大丈夫だと思いますが、基礎が全くない生徒がカランメソッドをやるのはどうかなと思います。カランメソッドやってます!みたいな学校がありますけど、本当の意味でのカランメソッドは分かってないんじゃないかなと思います。
ストーリーシェアのメソッドは誘導しないですね。僕はいろんな学校でカランメソッドを受けましたけど、学校によって結構違います。カランメソッドを長くやってる学校はアレンジしてることが多いですね。
なるほど。
先生も長くやってると、日本人に教えるナレッジが溜まっていくんでしょうね。ただ、キャッチフレーズ的にカランメソッドをやってる学校があるのも事実です。
やっぱり、学校がどれだけ経験豊富な先生を抱えてるかですね。ストーリーシェアはCLメソッドを前面に出してるから、全員の先生がメソッドできますよね。初級者の採用が多いから、最初はほぼ素人だけど(笑)、1カ月研修して、残らない先生もいっぱいいる。先生の教育には時間かけてる学校だと思います。b.E.Campもそこは受け継いでますね。
はい。
細かい話になってきちゃった…。
もうちょっと言いたくなってきた。
言ってください(笑)。

カランメソッドの良い部分

カランメソッドの良い部分に、先生の文法間違いが起きにくいってこともあるんです。フィリピン人の英語って文法が微妙なんです。値段がこれだけ安いわけですよ。お金を稼いでるフィリピン人はすごい英語できるんですけど、そういう人は英語の先生をやらないんです。なので、そうじゃない人達が先生になるわけです。なのに、オンラインレッスンとかでも先生の文法が気になって先生が信用できなくなる生徒がいるんですよ。信頼関係がないと、授業が成り立たないじゃないですか。でも、カランメソッドなら、会話に正解があるから文法間違えがおきない。ひたすら訓練するって意味では、カランメソッドはすごい良い勉強方法だと思いますね。
本当に多いんですよ!先生の文法が気になる生徒。気になって、先生が信用できなくなるみたい。その相談も多いです。

フィリピン留学でシラブルをフィリピン人講師に教えるノボル

僕はこのサイトで日本語でインタビューしてて、文字起こししてますけど、僕らの日本語も結構めちゃめちゃですからね。会話は考えながら話してるから、そのまま日本語にしたら、皆だいぶ日本語おかしいですよ。でも、コミュニケーションは成立するわけじゃないですか。だから、あまり細かい文法を気にしなくていいと思うんですよね。フィリピン人の先生より話せるようになったら、こだわったらいいと思うんですけど、まず自分の出来ない所を補充した方が良いと思うんですよ。で、やるところがないんだったらフィリピンに行く必要ないと思うし。
文法がどうでも良いとは思わないですけど、値段に対してのクオリティってあるじゃないですか。
でも、訂正されたことが間違ってる時があるんですよ。会話やフリートークで間違えたりするのは仕方ないと思うんですけど。でも、訂正された内容が、絶対に違うよなって時があります。それはやっぱり不信感に変わっちゃう。
ありますね。そういう時はどうしたら良いんですか?
文法は求めちゃダメなんですよ…。文法って人によって捉え方が違うんです。日本も文法書がいっぱい出てるでしょ。言語は文法1つに決まらないと思うんです。1つの文法しかなかったら1冊でいいわけじゃないですか。でも色んな捉え方があるから色んな本が出て、「こっちが正しい」「あっちが正しい」ってなっちゃうんですけど…、そこを求めちゃうとすごい広い問題で…。
他の国でグループクラスを受けると日本人は文法できるのに喋れないんですよ。他の国の人はめっちゃ喋るけど文法が分からないから、グループクラスは文法が多いんです。でも、日本人は知識としては大体知ってるんですよ。だけど、他の国の人は知識として知らないけど日本人より喋れるワケじゃないですか。僕は、日本人は文法にこだわってるから喋れないんだと思います。言語学習において完璧主義すぎだと思うんですよ。完璧主義なことは悪いことじゃないんですけど、バランスが悪いと思う時はある。文法力と会話力をバランスよくアップして行ったらいいと思うんです。ぜんぜん喋れないのに文法にこだわってる人は、留学しなくて、本を読んでたら良いですよね。
文法博士になればいいんですよね。
ですよね。フィリピンは英語を喋る機会があるんだからたくさんn喋って、弱点を克服したらいいと思う。文法が気になるんだったらネイティブ国に行ったらいいと思うんです。けど、ネイティブの先生に説明を求めても、そんなモンや!って言われることが多い。そして、結局「そんなモン」な気がします。
そうですね。僕が言う「文法が大事」ってのは「語順が大事」って意味なんです。語順とか、あと品詞ぐらいで。でも皆、数学の公式みたいに突き詰めていくじゃないですか。そういうのって論文とか書くときに必要かもしれないけど、日常会話はまたちょっとので、もっと気楽にやればいいと思いますね。たぶん、音から入れない分、文法よりになっちゃうんだと思います。
どういう事ですか?シラブルに繋げるつもりですか?
繋げていこうかな(笑)。
(笑)
言語は音は聞いて、それを繰り返して覚えるわけじゃないですか。でも、日本人は英語に対しては耳が悪いって言われてて、音が聞き取れないから文法に頼っているのもあるのかなって。1つの考え方ですけど。
外国の人がなんで喋れるかっていうと普段から聞いてるからですよね。聞いたことをコピーして喋る。子供みたいな感じですよね。
そうそう。
日本人は日本で英語を使う機会がないから、単語を勉強してても音読してない事が多いし、結局文字の羅列として覚えてるからリーディングとライティングは出来るけど、スピーキングのリスニングが出来ない。やっぱり使うシーンがないからだと思うんです。で、ひたすら文法を追及して、喋れない…。だから、ノボルさんのシラブルの授業を受けて、リスニング力をアップしたらいいと言うことなんですね(笑)。
そうですね(笑)。

(2015年7月22日(水)新宿にて)

まとめ

カランメソッドには英会話力を伸ばすいい勉強方法の1つだと思います。でも、メリットデメリットがあるので、自分にあうかはしっかり検討してください。

日本人は日本人に英語を習うのが一番だと僕は思っています。帰国子女ではなく、苦労して英語を身につけた先生は本当に教えるのが上手です。最初は日本人に習って、次にフィリピン人で、最後にネイティブが個人的にはオススメです。

宣伝をするつもりではないですが、ある程度英語を勉強してきた生徒には、ノボルさんのシラブルの授業は本当に評判が良いです。メグさんみたいな生徒をたくさん見てきました。リスニング強化したい中級にはオススメです。でも、ちょっと難しいので超初級は止めたほうがいい。

b.E.Campやシラブルに興味ある方は公式サイトへどうぞ。「b.E.Camp公式サイト」「シラブルパパ
このインタビューの生音声は下の再生バーで聞けます。

今後もリアルな口コミを掲載していきます。参考になったら共有してくれると嬉しいです。

クリエイター(ノマド)。2012年にフィリピン留学を経験、学校のあまりの違いに驚き、オススメの学校を紹介し始める。体験した学校は80校。イギリス、カナダ、マレーシアで英語学習の経験あり。仕事は、コンサル、モノ作り、ラジオ、似顔絵描き。本気の方には留学相談やエージェントもやってます。

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