英語漬け環境でTOEFL対策!英語留学はフィリピンが絶対オススメ!

高級リゾート地のタガイタイのアンコール(Encore English Philippines)に語学留学している稲垣和希くんの体験記。3年前にマニラのエデンマイルスに留学して、フィリピン留学2回目の今回の目的はTOEFLのスコアアップ。今は筑波大学の大学院で体育学を先攻しているようです。1ヶ月予定の1週間が終わったときの感想です。

フィリピンのアンコールに語学留学してTOEFL対策する稲垣和希
稲垣和希、24歳男性、期間1ヶ月、大学生

印象的だった言葉は、アメリカやカナダやオーストラリアに語学留学に行った大学の同級生と比べて、フィリピンのに留学したほうが英語ができるようになってると感じると言ってたことです。

大学時代にエデンマイルスにフィリピン留学

大学2年の時に、英語を勉強したいと思ったんです。当時、同じ大学の同級生も同じことを考えていたので一緒に海外留学を調べたんです。それで、その友人がフィリピン留学が安くて良いよって教えてくれて、その友人と一緒にエデンマイルスという語学学校に留学したのが始まりです。2011年ですね。

エデンマイルスはストーリーシェアの前身で、ケソンシティにあった有名な学校ですね。

はい。夏休みに2ヶ月留学したんですが、初めてのアジアだったので、すごいカルチャーショックを受けました。貧富の差がすごくて、僕らと同じように生活しているフィリピン人もいれば、街中にはお金ちょうだいって集まってくる子もいますから。

ストリートチルドレンはたくさんいますよね。エデンマイルスでの英語の学習の効果はどうでした?

すごい満足しました。やっぱりマンツーマンなので。英語力はかなり伸びたと思います。

大学生なら帰ったら英語の授業があるわけでしょ。日本に戻ったら、英語に対するスタンスが変わってましたか?

そうですね。英語にもっと興味を持つようになりました。

英語の授業が簡単に感じたりするんですか?

いや、フィリピンではスピーキングが中心ですが、日本ではリーディングが中心なので、全然違うなと思いました。

英語が喋れるようになっても大学の授業では生かせないのか。大学のリーディングは難しい文章ですもんね。ちなみに、今の大学生って喋れるんですか?

いや、全然喋れないです。授業は日本語だし、僕の大学では授業で会話はなかったです。

日本で生かせる場がないのが問題ですよね。

でも、授業では生かせなかったんですが、大学に留学生がいるので、そういうサークルに顔を出して、留学生の友達を作って一緒に遊びに行きましたね。フィリピンに行く前はそんな場に行こうと思わなかったですからよかったです。

そっか。英会話に対する敷居が下がったからですね。フィリピン留学はそんな効果がありますよね。

そうですね。僕はもともと英語にコンプレックスがあったんです。でも、2ヶ月のフィリピン留学で苦手意識がなくなって、コミュニケーションできるんだって思えるようになったのが一番大きかったです。

タガイタイの学校でTOEFL対策

で、今回2回目ですよね。なんで?

もう1回しっかり勉強したいと思ったんです。いま大学院ですが、今後も研究をしたいと思っているんです。そうするとやっぱり英語が必要になってくるので。

それは会話力ですか?

会話もそうですけど、主にライティングですね。英語で文章を書いたり、英語の論文を読んだりするので。TOEFLのスコアもアップさせたいんです。

じゃ、今回は英会話力にフォーカスしてるわけじゃないんですね。

そうですね。日常会話にフォーカスはしてないです。

もう1回行こうと思ったとき、どうやって語学学校を決めたんですか?

それはもう完全に先生ですね。前回の語学留学で、エデンマイルスで教えてもらった先生がモンなんです。彼が今はこちらのアンコールにいると聞いて、もう一度モンのところで勉強したいと思ったんです。

僕もモンの授業を受けさせてもらったけど、良い先生だと思いました。フィリピン人ぽくないですね。で、実際アンコールに来てみてどうなん?

実は、僕はモンから学びたいと思って来たので、この学校があるタガイタイがどういう場所なのか全然調べてなかったんです。マニラの空港でピックアップしてもらって、「どれぐらいかかるんですか?」って聞いたら、2、3時間って聞いてすごいビックリしました(笑)。えっ、そんなに離れてるの?どこに連れて行かれるんだろうって。学校に着いてみて、想像と全然違ってビックリしました。

英語漬けで集中できる学校

ぶっちゃけどういう印象ですか?何もないでしょ(笑)。

そうですね(笑)。でも、僕の目的は、英語をガッツリ勉強することなので、本気で勉強したい人にとっては恵まれていると思いますね。行く時もあんまりないし、簡単に外に出れないので、勉強に集中すれば英語漬けになれると思います。

タガイタイのリゾート地のキャニオンウッズ

確かに勉強しかすることないもんね。逆に、勉強以外の経験をしたい人には向いてないと言えるかも。

そうかもしれないですね。

この学校はタガイタイのキャニオンウッズというリゾート地にある。マニラから南に車で2、3時間。なんにもない。暑いフィリピンの中ではリゾートとして有名で、イメージとしては軽井沢みたいな感じ。バギオが1番有名な避暑地で、タガイタイは2番目に有名のようだ。僕はこの場所を知らなかったけど、フィリピン人の友達に聞くとみんな知ってた。

タガイタイの語学学校アンコール

僕もいろんな学校を見たけど田舎にある語学学校はあるんです。でも、出かけようと思ったら街に出れるんです。でも、アンコールは夜になると交通手段が何もない。ジプニーもタクシーもトライシクルも走ってない。で、歩いてたら暗闇の中から野良犬が出てきて、めっちゃ吠えられる。鎖してないから怖くて出れない。そんな環境ですね(笑)。

そうですね。でも、セキュリティはしっかりしてますよね。

そうですね。リゾート地なのでこのエリアにはトライシクルも入れないでしょ。治安はすごい安全やと思います。

ケソンの時は、夜は1人で出ることはなかったです。あの時は行く場所がないというより、治安的に危ないから出ないようにしてましたね。

じゃ、環境は最初はビックリしたけど、結果オーライなんですね。そう言えば、来週末はレメリーにスキューバーダイビングのライセンスを取りに行くんですよね?ここからちょっと距離あるけど。

そうですね。

その後、ライセンス取得したようなので写真を紹介。

フィリピンはスキューバーダイビングのライセンス取得コースも格安
フィリピンはスキューバーダイビングのライセンス取得コースも格安
レメリーの海の家サマークルーズ Summer Cruiseの夕焼け
レメリーの海の家サマークルーズ Summer Cruiseの夕焼け

少人数制学校のアンコール

授業はイメージ通り学べてるんですか?

はい。ほんとに満足してます。今回はTOEFLのスコアを取りたいんですけど、先生が自分に合わせたカリキュラムを作ってくれるので。

タガイタイのアンコールのモン先生のTOEFL対策
タガイタイのアンコールのモン先生のTOEFL対策

先生は同じだけど、学校が違うと違うものなんですか?

エデンマイルスの時は1時間ごとに先生が違いましたし、あの時は自分が英語の知識が全然なかったので、先生に与えられる教材をこなしてただけでした。でも、いまは自分が学びたい事を伝えると、先生が合わせてくれるので。少人数ですし。

そっか、レベルも変わってるから単純に比較できないですね。ただ、このアンコールという学校は少人数だから自由度が高いですね。まあ、今は人が少ないというのもあると思いますけどね。

タガイタイの学校環境

えっと、食事はどうですか?

エデンマイルスの時とそんなに変わらないですね。僕はだいたい何でも食べられるので前回も今回も大丈夫です。

施設は?

施設はエデンマイルスの時よりアンコールのほうがキレイと思います。マニラの時はたまにお湯がでなかったりしたので。ただ1つ、ネットが弱いのが気になります。これはなんとかしてほしいですね。

タガイタイのアンコール語学学校

ネットは不安定で、全然ダメな時がありますね。今後は改善されるかもしれないけど、たまにサクサク動いてるから差が分からない。ネット環境はよくないほうだと思います。だから、ネットに繋がらないとできないタスクは持ってこないほうがいいかもしれないですね。

そうですね。気になるのはそれぐらいですね。あとは本当に良いところだと思いますね。ゴルフ場やプールもありますし。

小さいゴルフ場ですけどね。ミスショットしたら谷に落ちるか家に突っ込みそうなコース(笑)。学校から歩いて行けるのは良いですね。めっちゃ安いみたいですよ。

タガイタイの語学学校アンコールはキャニオンウッズ

フィリピン留学を検討してる方へ

最後に語学留学の検討者に何かアドバイスあります?

僕は英語を勉強するならフィリピン留学が良いと思います。大学の友達も勉強したい人はいるんですが、やっぱりアメリカとかカナダとかオーストラリアが多いんです。でも、その3カ国に語学留学に行って帰ってきた人を見ても、英語ができるようになってる気がしないんですよね。

そうなん?本人達の満足度はどうなんですか?

みんな良い経験ができたって言ってます。でも、英語の上達はあんまり感じられないです…。でも、たぶん、みんなフィリピンっていう選択肢を知らないだけだと思うんですよ。だから、僕は英語を勉強したい友達がいたら、第1ステップはフィリピンがいいよってオススメしてます。

フィリピンは英会話学習は第1ステップにオススメっていうのは僕も同じ意見。

この後に、アメリカとかカナダに行ったらもっと楽しめると思うんです。

絶対そうやんね。周りの同世代の体験と比べてそう感じるのは貴重な意見ですね。フィリピンはマンツーマンやから英会話密度が濃いと僕も思う。参考になりました。ありがとうございました。

(2014年2月15日(土) タガイタイのアンコールにて)

編集後記

もし、僕が大学生のときにフィリピン留学を経験してたら、英語の授業へのスタンスが変わっただろうと思います。大学生はみんな来るべき!

話に出てきたモン先生の授業を受けたが、英語教師歴が10年以上で良い先生でした。カランメソッドとサイクルラーニングメソッドの違いを聞いたら実例とともにメリットデメリットを解説してくれてすごい分かりやすかった。他にもエピソードがあって、勉強せずTOEICを受験したら960点で悔しかったので、勉強して2回目でTOEIC満点を取ったようだ。「先生だから当然だよ」って言ってました。フィリピン人っぽくない先生ですが、こういう優秀な先生がチラホラいるのがフィリピンなのです。アンコールはモン先生の色が強い学校で、少人数で集中したい人向けの学校です。遊びたいには向いてない。和希くんがTOEFLスコアアップすることを願います!

このインタビューの生音声は下の再生バーで聞けます。

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中谷 よしふみ

中谷 よしふみ

エンジニアベースの元コンサルタント。2012年にフィリピン留学を体験。自身の体験をシェアするため、このサイトを作ると、サイトが有名になる。圧倒的に詳しくなったので書籍を出す。そして、留学エージェントになる。体験した学校は105校。TOEIC845(リスニング450、リーディング395)。年間半分以上は海外で生活しているノマドクリエイター

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